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ろうけつ染のお話

ろうけつ染の工程

ろうけつ染めは、熱で溶かした蝋を筆にふくませ布に描き、その上に染料で染めていきます。蝋の防染により描いた部分は染まりません。その工程を繰り返す事で模様が出来上がっていきます。

一般のロウソクにも使われているパラフィン+ろうけつ染用に加工されたワックス等をロウ鍋(私は家庭用フライヤーを使用してます)に入れて温めます。ロウが溶け、描ける温度になったらろうけつ染用の筆につけてお絵描きスタートです。

今回はパンダちゃんにモデルになって頂きましょう。下書きした白い布にパンダちゃんボディの白部分をロウで塗り描きます。ロウを塗ることで色が染まらないようになります。

次に染めたい菜の花の黄色を布全体に刷毛で染めます。薄い黄色なので、全体を塗ります。
(この時パンダちゃんの白ボディ部分はロウで防染されているので黄色に染まりません)

また菜の花の黄色を残すべく、菜の花部分をロウで塗り描きます。この作業を繰り返します。

背景の青色を染めます(ベースに染めた菜の花の黄色と重なりエメラルド色になります。)

最後はちょっと別の工程。染めたいパンダちゃんボディの黒部分をロウで囲って、染料をせき止め(お堀みたいに囲います)その中に黒染料を入れて染めます。

この後「蒸し屋」と呼ばれる加工工場でロウを落とし、蒸気で染料定着してもらいます。蒸し屋さんから戻ってきたら、緑の顔料で菜の花の葉っぱを足してがま口にお仕立てしてパンダがま口出来上がり。ちなみに染める時は、生地の裏から描き染めるので出来上がりは左右逆になります。(ハンコみたいですね(^ ^))